増担解除ラインの攻防

人気銘柄にとって、増保規制は宿命だが、解除期待が高まると株価が大きく上げる場合がある。
ノミタは株をはじめてまだ間もないが、平成26年2月24日~2月26日にかけて高値13,880円を記録したマイクロニクスがそうだった。
電池展終了とともに材料出尽くしや空売り機関の壮絶な空売りもあり、株価はみるみるうちに下落した。
7,000円台まで一気に下落したが、その後増担解除が確実となった解除前日、ストップ高をつけ、翌日も大きくGUではじまった。

最近では、日本通信も解除期待で大きく上げた。
その後総務省のSIM解除報道でさらに大きく株価は上昇したが、実は日本通信は最初の増担解除を1円の差で逃している。
この時、引け際はまさに解除ラインギリギリの攻防であった。
解除なるかならないかでは、天国と地獄の差である。
解除ならずの場合、落胆で一気に暴落する可能性すらあり、解除ラインの計算は自分でできるようにしておきたいと思った次第だ。

解除を逃した日本通信は、翌日、寄りは大幅GDの板を示していたが、結局前日より小幅上げとなった。
日本通信、規制解除第二ラウンド、解除ライン最終日、解除ラインまで60円ほどの値幅に余裕があった為、この日は解除期待で大きく上昇する。
さすがにストップ高ではアウトだが、予想通り解除ラインまで少し余裕を持って引けた。
翌日、規制解除で大きく上げたのは言うまでもない。

平成26年7月2日
この日はマイクロニクスの解除カウント最終日である。
前日の終値7,170円
規制解除ラインが7,470円である。
引け際は7,470円と7,480円の攻防になると予想されたが、案の定恐れていた展開通りになる。
引け7,480指値売りにするか、7,470円にするかで相当悩んだ。
万一7,480円で売り成立せずだと、明日は地獄を見る可能性が大だ。
しかし、7,470円に設定し、売れてしまった場合に泣きを見る事になる。
ノミの心臓のノミタとしては、やはりというか、7,470円を選んでしまった。
これが運のつきだった。
終値7,470円。
解除ラインが7,470.1とかそんな数字だったので、超ギリの解除である。

午後3:50
PTS延長戦では、まだ解除確定が出ないにもかかわらず、7,550円で取引されている。
午後5:00
正式に解除が発表された。
さきほどのPTSは解除織りこみは半分である。
これからはじまるPTSを見るのが怖い。
おそらく明日は大幅GUでのスタートだろう。
引け指値10円の差が、もしかしたら200株持っていたので、明日30万円儲け損ねるのかもしれない。
なるべく安く寄ってほしいものだが、果たしてどうなるのだろうか。。

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